棚卸業務は、利益とロスを事前に確定し、
日々の商売の営業活動に大きく影響を与える役割を担っているということを、多くの店舗主任が認識できていないようです。
特に部門の粗利率が低い店舗になればなるほど、その傾向は強くなっています。
であれば、もう一度、確認するべきことがあります。
1. 在庫は原価で計上すること
2. 生鮮部門は週末棚卸を行い、粗利高(率)、在庫高を規定予算と比較し、乖離を確認する
3. 乖離額を確認し、次週でどの様な施策で粗利高(率)を改善するのかを週明けに確認する
4. 店舗における戦略商品、戦術商品、戦闘商品の役割と値入を必ず確認する
5. 利益率が低い店舗の場合は、必ず手計算、手書きで差益コントロール表への記入を行う
本当に基本的ではありますが、これも現場でできる利益アップの基礎知識なんですよね。
船井総合研究所 藤田牧男