会議やミーティングにおいて、自由度が高いほど、良い会議になると
私は思っています。
自由度が高いとは、好きなことを話しても良いという意味ではなく、
議題に対して自分が感じたように意見を言っても良いということです。
日本の企業の会議では、意見を自由に言っても良い優先度は、役職順になっているように感じます。
つまり、役職が下の方の人間は意見を言いにくいことが多く、お前が意見を言うにはまだ早いという風潮があります。
ところが、業界に凝り固まった多くの経験者の意見交換を幾度も行うよりも、
まったくの素人に近い社員が言った意見で、会社の方針が変わるほどの影響がある意見もあります。
つまり素人発想をする機会が、ビジネスを行う上では必要であり、
より経験が少ない若手社員などの話を取り入れてみることは、
企業の成長に大きく影響を与えると言えます。
いつもイノベーションを起こす会社は、素人発想、玄人実行です。
玄人実行はプロであればできるでしょうから、素人発想をする機会を多くつくらなければいけませんね。
船井総合研究所 物流効率化コンサルタント廣田幹浩