JANコード(Japanese Article Number)の略称であり、日本工業規格に定められている商品識別番号とバーコードの規格の一つである。
1978年4月、旧通商産業省工業技術院によりJIS-B-9550 共通商品コード用バーコードシンボルとして標準化され、1985年にJIS-X-0501に改正された。
JANコードは“49”と“45”2種類の国コードから始まる番号であり、在庫管理や受発注システムなどで価格や商品名を検索するための識別キーとして使用され、日本の共通商品コードとして市場に出る商品に多く取り入れられている。
JANコードは日本国内のみの呼称であり、国際的にはEANコード(European Article Number)と呼称されアメリカやカナダにおけるUPC(Universal Product Code)と互換性のある国際的な共通商品コードである。
JANコードには、13桁の標準タイプと8桁の短縮タイプの2種類が存在する。
13桁標準タイプには, 2000年12月31日以前に取得された最初の5桁がGS1事業コード(JAN企業コード)となっているものと、2001年1月1日以降の最初の7桁がGS1事業コードのものとに分けられ、7桁コードでは999アイテムまで利用できる。
事業コードは重複しないように財団法人流通システム開発センターが一元管理しており、コードを利用したい企業は商工会議所などを通じて同センターから自社のコードを取得している。
13桁標準タイプはGTIN-13、8桁短縮タイプはGTIN-8と呼ばれることもある。
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