前回は実地棚卸のお話をさせていただきました。
今回は集計についてです。
4つのフェーズに分けた3番目になります。
ハンディターミナルの場合は、データに取込むだけなので説明は省きます。
問題は部門・金額集計の場合です。
費用・日数の余裕があればデータ入力の外注を出せば3日くらいで仕上げてくれますので効率的です。
自社で入力するときは、「実地棚卸」と「集計」は別工程として段取りは計画するようにしましょう。
同じ工程で行おうとすると、「ここは入力したっけ?」など
確認のためのコミュニケーションで時間のロスが発生してしまいます。
別工程といっても同じタイミングで実施することは当然可能です。
別の従業員が専属でデータ入力すればよいのです。
そのためにはフロアマップに棚ごとに番号を振り、棚番号で棚卸リストも管理する段取りが必要になります。
できる限り電卓ではなく、エクセルで入力をオススメします。
そして、入力したエクセル表を印刷して、さらに別の従業員が入力ミスのチェックをします。
それにより、「データ入力時点」ではミスが無い事が確定でき、
「データ入力ミスは無し」という前提で棚卸確定まで進めることができます。
アセットインベントリー(株) 大津