経営の一つの目標は、総資本対経常利益率をどれだけ高めていくか。
要はどれだけ資金を投入して、どれだけリターンが得られるか、ということ。
収益性の追求です。
この経営指標を使う際に、もっとも身近なのが在庫です。
どれだけの在庫を持ち、どれだけの収益を上げるのか。
業務指標でいうと在庫回転率にあたりますが、
経営効率がよろしくない企業では、この数値が低いことが挙げられます。
残念なことに、この指標が悪いときには悪い相乗効果が生まれます。
・在庫金利のアップ
・保管コストのアップ
が代表的にあげられるものであり、
副産物的に、
・入出荷作業の効率ダウン
があがります。
ちまちま入れるぐらいだったら、どーんと買って置いとけばいいじゃん。
と、いってられないことは明白です。
ご自身の企業内はどうでしょう。
船井総合研究所 物流効率化コンサルタント廣田幹浩