販促効果を高めて、集客に欠かせないマーケティング施策 『7つの演出』
前回は『お値打ち感(観)』について、お伝えいたしました。
今回は『お得感』についてお伝えいたします。
不況では、客数の確保が重要です。
なので、値引き表示や低単価メニューの開発を強化し、客数減少を抑えようとする店舗が増えて、
売上維持のための取り組みをされる店舗さんが散見されます。
ここで注意しないといけないことは、
値下げによる『お値打ち感』を打ち出すことで、お客さんの購買意欲は高まりますが、
それは一過性のものに過ぎないということです。
結果、店舗のブランド力低下を招いてしまうことにつながる可能性もあるのです。
では、値引き表示をせずにお客さんへお得感を感じさせるためにはどうすれば良いでしょうか。
一つの方法として、“お客さんの予算帯”と“メニューの価格帯”を一致させる、ということが挙げられます。
次回は、その詳細についてお伝えいたしましょう。
>>【集客に欠かせない7つの演出】第7回 『お得感②』
船井総合研究所 山本大地