物流センター内とスーパーマーケットなどの店舗は同じ考え方で管理すべきです。
お客様が買いものをしやすいように、通路を確保し、よく売れる商品はもっともお客様が買いやすい位置に配置する。
その考えのもとには、坪あたりでどれだけの売上を上げるかという坪効率の管理があります。
これを物流に置き換えると、
◆作業用の通路を確保する。
◆ABC分析により、よく売れる商品、あまり売れない商品を分析して、
ピッキングしやすいレイアウトを決定する。
◆保管効率を評価指標とする。
といった具合です。
流通施設のバックヤードにも同じことが言えます。
店舗へ商品供給を迅速に行うために、通路を確保し、わかりやすい保管方法を採用し、
効率を追求したレイアウト設計、ルール化をする必要があります。
全体のサプライチェーンの効率化を考えたときに、もっとも先に行わなければいけないのは
実はこのバックヤードの効率化なのです。
船井総合研究所 物流効率化コンサルタント廣田幹浩