前回よりお伝えしている、販促効果を高めるマーケティング施策『7つの演出』。
今回は、『安さ感』についてお伝えいたします。
まず注意していただきたいのが、
『安さ感』=『安売り』ではありません。
とくに小売業さんの場合、戦略なき低価格勝負は、
仕入れを抑えたり、値引きをしたり、そもそも安い商品を開発したりと、体力勝負の世界に突入してしまいます。
これでは、中小企業が大企業に台頭できません。
ではどうすれば良いか?
安さを感じさせれば良いのです。
人が安いと感じる境目は、“1:1.5の法則” という船井総研の法則を使えば簡単にわかります。
1÷1.5=0.66 つまり、34%オフです。
2つの100円の同等な商品が、
A店では、80円
B店では、66円
であれば、B店まで多少距離があっても行きたくなります。
それともう一つ重要な要素があります。
これは『安さ感』を演出する上での商品戦略のポイントでもあります。
船井総合研究所 山本大地